わかりにくい「騰落率」について解説するよ

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投資信託を物色していると「騰落率」という指標をよく目にします。

投資信託のパフォーマンスを表す指標のようですが、どうもよくわかりにくい。そこで、今回はこの騰落率について解説します。

「とうらくりつ」と読みます。

漢字からして読みにくいこの単語は「とうらくりつ」と読みます。

とうらく【騰落】

物価の上がることと下がること。騰貴と下落。

大辞林 第三版

下落ではなく基準価額の変化率

漢字からは「下落する」という印象を受けますが、物価の上がり下がりのことを騰落と呼びます。

物価とは何か。投資信託における物価とは「基準価額」を指します。基準価額については以下の記事で解説しました。

わかりにくい投資信託の「基準価額」を解説するよ

2017.10.10

上記の記事で述べたとおり、基準価額は次の式で表されます。

基準価額 = (信託財産の総額 – 1日分の信託報酬 – 分配金) ÷ 受益権総口数

この基準価額の推移を経時的に観察した際の変化率を表すのか「騰落率」です。

例えば、価額が基準価額が1000円の投資信託があり、1年後に1100円に値上がりしたら騰落率はプラス10%、逆に900円に値を下げたらマイナス10%ということになります。

なお1つ注意しないといけないことは、たとえ組み入れ銘柄の価額に変化がなくても、分配金として100円が還元されていたら騰落率はマイナス10%です(基準価額が900円に下落する)。同様に信託報酬も騰落率を押し下げる要因です。

分配金は再投資、信託報酬はとにかく安いものがベスト

このように分配金や信託報酬は基準価額を押し下げる要因になるので注意が必要です。

インデックスファンドであれば銘柄の価額変動は市場平均(ベンチマーク)に連動するので、騰落率の高いファンドの条件は必然的に次の2つであることがわかります。

  • 分配金を再投資するファンド
  • 信託報酬が安いファンド

この2つの条件を踏まえて騰落率が優秀なファンドを選ぶようにしてください。

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