レンタカーのCDW(車両・対物事故免責額補償制度)は不要である!その理由を解説します。

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お正月休みに久しぶりにレンタカーを利用しました。1日以上利用する場合は、カーシェアリングよりレンタカーの方が割安になります。

カーシェアリングとレンタカーの徹底比較。週末に半日くらい乗る人にはどちらがお得かシミュレーションしてみた。

2016.01.26

レンタカーを利用する際、レンタカー会社のスタッフがしきりにすすめてくる車両・対物事故免責額補償制度(CDW)。私は、この料金がとても高いと感じました。そして、本当に加入する必要があるのか否かを真剣に検討しました。結論から言うと、CDWは不要です。その理由を説明します。

CDWとは?

CDWとは、「Collision Damage Waiver」の頭文字をとったもので、車両・対物事故免責額補償制度のことです。

…といってもよくわかりませんよね。

レンタカー会社は、万が一利用者が車にぶつかったり、物にぶつかったりした場合に備えて保険をかけています。つまり万が一、私たちが高級車にぶつかってしまったとしても、全額賠償は免れることができるのです。もちろん、故意であったりした場合は別ですが。

万が一の事故に備えて利用者に保険を掛けているレンタカー会社ですが、利用者は1円も払う必要がないかというとそんなことははありません。利用者にも一定額の負担を求めます。この金額のことを免責額といいます。免責額は、大手のレンタカー会社であれば、車両・対物ともに免責額は5万円が一般的です。

さて、ここからが本題。CDWとは、この免責額すら払いたくない人が加入する保障制度です。CDWの料金は、どのレンタカー会社でも、一日あたり1,000円前後と設定されているようです。つまりCDWとは、事前に1,000円支払うことで、万が一事故を起こした際に利用者が負担する5万円の免責額をチャラにできる制度と言い換えることができます。

シミュレーションしてみる

負担の上限が決まっているならば、CDWが割安かどうか簡単に計算することが可能です。一日の利用で1,000円かかるCDWですが、負担が5万円と上限があるので、50回利用して事故を一回も起こさなければCDWに入らないほうが合理的であるといえます(一日1,000円かかるCDWは、50回(日)利用すれば5万円に到達してしまうため)。

ちなみに、平成27年度の年間交通事故発生件率は 0.653%です(警察庁交通局交通企画課 交通事故統計より)。つまり、およそ560日に1回を事故を起こすとされています。これに対し、CDWは50回に1度事故を起こせば妥当な金額。なんと、事故発生率の見積もりが10倍以上に設定されているのです。

結論は全く必要なし

平均の交通事故発生率よりも10倍以上も発生率を見積もって設定されたCDW。本当に加入するべきでしょか。それなら毎回CDWの1,000円を貯蓄に回して万が一の5万円の支払いに備えたほうが経済合理的です。CDWはよく考えて加入しましょう。

ちなみにCDWは保険ではありません。

保険とは、将来起こるかもしれない危険に対し、予測される事故発生の確率に見合った一定の保険料を加入者が公平に分担し、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度で、私たちを取りまくさまざまな事故や災害から生命や財産を守る為のもっとも合理的な防衛策のひとつです。

via 保険とは

この定義に基づくと、CDWは、”事故の発生確率に見合った一定の保険料”という点で定義から外れています。

まとめ

レンタカー外車の人がCDWへの加入をしきりにすすめてくる理由がなんとなくわかりますよね。期待値の概念を理解すれば、こうした計算は即座にできます。経済合理的に行動して、無駄な出費を抑えましょうね。

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