米国債を購入しました(購入に至った経緯と理由をまとめます)

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先日、保有していた米ドルで米国債を購入しました。購入したのは「ストリップス債」というものです。今回は、購入に至った経緯についてまとめました。少しでも皆様の参考になれば幸いです。

なぜ購入したのか

先日、第一子を授かり、妻と「子供の将来の学費のために積み立てとかしないとね」という話になりました。

そこでいろいろな可能性を検討してみました。

子供の将来資金ということで、求める条件は以下の2つ。

  • 元本保証(リスクフリー)
  • 15-18年満期

上記2つの条件を満たさないもの、例えば、元本保証ではない株式等のリスク商品は今回の選択肢から外しました。

すると以下4つが選択肢として残りました。

  • 定期預金
  • 学資保険
  • 終身保険
  • 個人向け国債

定期預金は利回りがあまりにも低いため今回の候補からは外しました。それ以外を一つづつ検討してみたいと思います。

学資保険は利回りが低い

学資保険のパフォーマンスは「返戻率」という指標で表されます。

返戻率は以下のように求められます。

「満期保険金」+「祝い金」÷「支払い保険料の総額」

参考: 学資保険を返戻率で比較!戻り率の高い保険会社は?

調べてみるとわかりますが、学資保険の返戻率はどこも18年満期で110–120%くらい です。これだと他の金融商品と比較できないので利回りに換算してみましょう。

ここに18年後に返戻率120%の学資保険があったとします(つまり200万円の支払いで、18年後に240万円貰える)。

この場合の利回りを単純に計算すると(単利で計算)

20% ÷ 18年 = 1.1%

だということがわかります(ちなみに複利計算だと、利回りは1.0%です)。

銀行の定期預金や2015年8月現在の15年国債利回り(0.74%)よりは高いですが、リスクフリーレートならだいたい2%くらいは欲しい ところです。

出典: 財務省HP 国債金利情報

学資保険は毎月積み立てることができ、万が一積み立て人が死亡しても祝い金が貰えることから軽い保険的な意味合いもありますが、18年間お金を拘束されて利回り1%というのはちょっと少ない と思いました。

また、もし日本がインフレになった時にも利回りが18年間変えられないというのは柔軟性に欠けます。数年後、インフレになり銀行預金で年利2%くらいになる可能性も否定できないでしょう。

なぜわが家は学資保険に加入しなかったのか解説します

2017.03.16

終身保険の利回りはもっと低い

学資保険に加入しようとファイナンシャルプランナーに相談すると、ほとんどの場合、「低解約返戻型終身保険」を勧められます(うちも勧められました)。

「満期を過ぎても解約しなければ一生涯保障が続く」というのがセールストークですが、死亡保障が付いている分、返戻率は学資保険よりも当然低くなります。

良くても返戻率は110%くらいでしょう。そもそもアレコレと特約が付いている保険商品にはロクなものがありません。もしも、死亡保障が必要なら、別途、生命保険に加入すればよいだけの話です。

参考: 学資保険って必要!?加入者が語る学資保険のメリット・デメリット

アメリカ国債は利回りが良い

学資保険や終身保険は利回りが低く、インフレリスクに対応できないという理由で、「国債」を運用先に選びました。民間の銀行や保険会社よりも国が潰れるリスクの方が低いので、万全を期す意味でも国債の安心感は絶対的です。

ただ、日本の国債の利回りは絶望的に低いので、今回はより利回りの高いアメリカ国債を選びました。

2015年8月現在の10年国債だけを比較しても、日本国債の金利は0.34なのに対してアメリカ国債は2.0です。

参考: 三井住友銀行 マーケット情報

アメリカも以前に比べると十分低金利なのですが(金利4%という時代もあったとか!?)、これは仕方ないですね。
米国債購入には為替変動リスクが伴いますが、もともと保有していた米ドルがあったのでそれを全て国債購入に充てました。

購入したのはストリップス債です。

米国財務省によって開発されたもので、利付債の元本部分と利札部分が分離され、それぞれの部分がゼロクーポンの割引債として販売されるものをいう。

利付債は通常元本部分と利札で構成されるが、元本部分をこの利付債の償還日を満期とする割引債(ゼロクーポン債)、各利札をそのクーポンの支払期日が満期の割引債(ゼロクーポン債)として、販売するものがストリップスである。

参考: 野村證券 | ストリップス債(証券用語解説集)

つまり、利子も元本も割り引いて販売され、満期になると割り引かれた分だけ多く支払われというものです。

例として、10年満期で70%に割り引かれたストリップス債の購入を考えましょう。

70万円分このストリップス債を購入すると、10年後に100万円になります。30万円が利益でそこから20%分の税金を払うと、24万円が正味の利益となります。

よって年利に換算すると24万円÷10年÷70万円で3.4%です。

僕が購入したものは残存14年9ヶ月で利回りが2.2%でした。中国マネーのリスク回避とかでアメリカ国債が高騰気味ですが、仕方ないですね。

まとめ

今は国債購入には時期的にもベストではないのかもしれません。また、もっと探せばいい商品があったのかもしれません。

ただ、あくまでも学資保険の位置付けで探すと米国債がいいなぁと思った次第です。

あと、来年から税制が変わるため、米国債を償還日前に解約して節税するという手法はもう使えないようです。

経済合理的に生きるには知識武装しなければいけません。

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