英語ネイティブが多用する「Would」をどのように理解するか

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英語ネイティブでない私達にとってどうしてもわかりにくい助動詞に「would」があります。

高校では、「wouldはwillの過去形だよ」と教わるのですが、私は当時からずっと、

「Willは未来を表すんだろ!未来の過去形ってなんだよ!」

とずっと理解に苦しんでいました。

その後、多くのアメリカ人と会話をする機会に恵まれて、少しずつwouldの持つニュアンスが理解できてきたので、自分なりに整理した内容を紹介したいと思います。

「過去形」は「遠い形」である

英語の「過去形」は「遠い形」と解釈し直すと、とっても理解しやすくなります。

特に「時間」「人間関係」「現実」が「(自分から)遠い」ことを示すのに過去形が用いられます。

以下に具体例を示しましょう。

時間的に遠い→過去を表す

I would visit there.
(そこへ訪れたものだった)

人間関係が遠い→丁寧さを表す

Would you send this to me?
(これを送って下さいませんか?)

現実から遠い→仮定を表す

If I were you, I would ask him out.
(もし私があなただったら、彼をデートに誘うわ)

「過去形」を「遠い形」と解釈することができれば、高校で習う過去形は、時間的な距離が遠いことを示しているに過ぎないと把握できます。 そして、過去形には、人間関係や現実からの距離が遠いことを表す用法も存在するのだと理解できるでしょう。

仮定法のIf…は省略される

英語ネイティブと話しをしていると、上記のどれにも該当しないようなwouldの使い方をされる時があります。

例えば「That would be great.」などがそれに相当します。しかし、よくよく考えるとこれは、

(If you could do that), that would be great.
(もしできるのだったら、それはありがたいです)

のように、If … ,の部分が省略されているだけだ、ということに気づきます。

このように仮定法のIf…, 部分は省略されることがほとんど です。

よく省略されるケースを以下に紹介します。

  • もし私だったら
  • このままいけば
  • それが実現すれば

もしも、英語ネイティブがWouldを使ってきた際は、適宜上記のフレーズを補完して理解すれば良いでしょう。

ちょっとトリッキーな「Would you…?」

Wouldの疑問文は全て丁寧形というわけではありません。

以下に会話でよく聞くトリッキーなWould you…?を紹介したいと思います。

Why would you do that?
(何故そんなことをしようとしたの)

これは時間的に遠い過去形。Willは意思を表す法助動詞なので、「(自ら)しようとした」という意味になります。

What would you recommend?
(何をお勧めしますか)

これは「あなただったら」が省略された仮定法としてのWouldです。初めて行ったレストランでウェイトレスに対して使ったりします。

「Would you〜」は「あなたなら」と訳す癖をつけよう

2016.04.18

まとめ

今回はWouldに絞ってその考え方を紹介しましたが、Would に限らず Could, Mightでも同じような考え方を適用することができます。

自分で使いこなせるようになるには時間がかかりますが、海外ドラマなどでよく耳にするので、まずはパッと意味が理解できるように勉強しましょう。

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