私の投資遍歴を振り返ってみます。
個別株で初利益
大学生の頃にバイトで貯めたお金を使って初めて個別株を購入しました。リーマンショック直後だったこともあり、どの株にも割安感がありました(PERとかPBRといった概念は当時は知りませんでした)。また、当時の私の研究分野である化学業界を応援するという動機も後押しして割と躊躇なく購入できました。もちろん最小単位での購入でしたが。
その後保有株に含み益が出てきて嬉しくなってプラス4万円くらいで利益確定しました。
初めての投資で利益を得ることができました。これが私の初利益でした。
FXとの出会い
その後社会人になった私はFXと出会いました。スワップ金利目当てで、含み損を出したらナンピン戦略を取るという方針で相場に挑みました。なお、ビビリだった私はレバレッジをかけるようなことはしませんでした。
ビギナーズラックもあり始めた当初は10万円近い利益を出していました。
FXで大損失
数ヶ月間FXをやっているうちに、私にもだんだんと欲が出てきました。そして、
- 投資に勝つ人は下げ相場でも利益を出す
- 相場を読めるようにならないといけない
- ここぞという時には大きく賭けるべき
などのアドバイスを鵜呑みにして、どんどんと短期トレードに挑むようになってきました。きわめつけは、仕事中も為替相場が気になりトイレにこもってトレードする始末。
そして、予想どおり行動経済学の罠にハマり20万円以上の損失を出しました。
この時に「やはり投機で富は築けない。投資をおこなわないといけない。いい勉強代になった」と一度冷静になれたことが自分の投資人生の転換点になったと思います。
インデックス投資との出会い
その後、いろいろな投資本・ブログで勉強するようになりインデックス投資に出会いました。私はインデックスファンドとETFを活用しており、その運用は現在まで続いています。
ひとえに投資といっても、その手法は大きく
- バリュー投資
- テクニカル投資
- インデックス投資
の3つに分けられます。私の場合、バリュー投資(個別株)から開始し、テクニカル投資(FX)に手を出し、インデックス投資(インデックスファンドおよびETF)に落ち着いたことになります。
一通りの投資手法を経験しましたが、やはりインデックス投資が一番お手軽で堅実です。余裕資金がでてきたらバリュー投資やテクニカル投資に再挑戦するのもいいかもしれません。
さいごに
現在の社会環境や経済状況を踏まえると「投資」は強力な自己防衛手段です。投資に関する情報は書籍やネットで溢れていますが、真の知識は実践を通じてしか得られないと考えています。
NISA、iDeCoなど、日本政府も投資環境の整備を後押ししていますので、投資に興味がある人、効果的に資産運用したい人はぜひ一歩足を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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